動画で 写真で 生産者交流

第1回産直交流会を開催しました

主催:産直推進実行委員会

参加者:29名

 

8月4日(金)、第1回産直交流会を開催し、とやま生協のグループ会社である「とやまレインボーファーム株式会社」の立山町にある畑を見学しました。

初めにとやま生協のスタッフでもある川越さんから、とやまレインボーファームは、とやま生協と北陸ポートサービス(株)が共同で出資して作った農業法人であり、化学肥料に頼らず、よりよい堆肥を使っておいしい野菜作りを研究していることが紹介されました。

その後、ナスの畑に入り、ナスの光合成を促すため、支柱に渡した紐にナスの枝を広げて結び付けていることや、その作業はナスの成長に合わせ結ぶ高さを3段階に分けて結び直しているという、栽培時の工夫について話を聞きました。また、とやまレインボーファームの野菜は、栽培期間中は除草剤を使用していません。この日は、草を刈ったばかりで畑の中はすっきりしていましたが、3週間すると膝上まで草が伸びて、草刈りはとにかく大変だそうです。

 

参加した方は、ナスの枝が大きく広がっているのを見て、おいしく育てるため手間暇がかかっていることに関心の声を上げていました。

立山町の畑では桃やイチジクの栽培にもチャレンジしているので、その畑も見学しました。桃の木は大人の腰ほどの高さになっていますが、イチジクは植えた土地の水はけの具合で8割ほどが枯れてしまったそうです。初めての野菜や果物の生産の難しさもうかがえました。

 

参加者の感想

●作物を育てるには大変な苦労があること、実際に現地で見ることでより深く理解できました。生産者の皆様、ありがとうございます。

● 生産者さんの熱意と一生懸命さが強く伝わりました。新たに育て始められた桃、いちじくの成長が楽しみです。今年は特に暑いので体調に気をつけて美味しい野菜の生産をお願いいたします。とやまレインボーファームの野菜が使われたお弁当、美味しかったです。特にナスのみそ和え最高でした。

● 連日の猛暑の中での作業、想像以上のご苦労かと推察します。ナス畑、丁寧に誘引されていて驚きです。ナス、トマト、おくらなどたくさん買いました。今晩のおかず(楽しみです)、昔ながらの味でありがたいです。

● 安全安心な野菜づくり、思いを生産者から直接お話いただき参加して良かったです。今後もっと購入したいと思います。

とやまレインボーファームについて説明する川越さん

ナスの畑で、どんな工夫をしているのか間近で見学しました

栽培チャレンジ中の桃の畑

最後はレインボーファームの夏野菜を購入