きのこでおなじみの株式会社ホクトから小日向さん、中田さんを講師にお招きし、きのこについての学習会を開催しました。

はじめに、（株）ホクトと、きのこが持つ栄養について学習しました。

（株）ホクトは全国33か所にきのこ工場を持ち、ブナシメジやマイタケ、ヒラタケなどを栽培し、きのこについての研究も行っている企業です。

きのこは腸内環境や免疫機能を整える食物繊維、βグルカンが豊富な食材。低カロリーで食事をボリュームアップでき、カリウムを多く含むため高血圧予防によいなど、健康づくりに役立つ栄養がたっぷり含まれています。

また、味がしみやすくなったり、より食感が楽しめたりする、きのこそれぞれのおすすめ調理法も教えていただきました。

きのこの調理法について基本を学んだあとは、きのこをたっぷり使った料理を作りました。

この日作ったのは、きのこの浅漬け、きのこと豚肉のすき焼き、きのこのみそ汁です。

「浅漬けにするエリンギは１～２センチの分厚い輪切りにすると、歯ごたえが出ておいしいですよ」と小日向さんからアドバイスされると、「そんなに分厚く！？」とびっくりする参加者のみなさん。

そのほかのメニューもおすすめの切り方や割き方を教わりながら調理を進めると、徐々にきのこのいい香りが漂い始めました。

すき焼きもきのこたっぷり！

完成☆左上から時計回りに、きのこのすき焼き・浅漬け・みそ汁

きのこづくしの料理が完成すると、「なんてきのこたっぷりなの！」「こんなにきのこを食べることはないね～」という声が聞こえてきます。

お待ちかねの試食では、きのこの食感のよさや、きのこから出ただしの旨味に、みなさん感心した様子でした。

試食のあとの質疑応答では、「きのこの栄養を一番とれる調理法は？」「きのこは凍らせると旨味が出やすいって本当？」など、きのこの食べ方についての質問がたくさん出されました。

きのこはそれぞれに多く含んでいる栄養素が異なり、相性のよい調理方法もさまざま。「あまり細かいことにこだわらず、ご自分やご家族の好みの味、食感を楽しめる調理法でおいしく食べることが一番大切です」と教えていただきました。

参加者　２４人

参加者の感想

• 短時間にきのこのホクトさんの話が聞けてバランスの良いメニューを作って食すことができてとても良かった。
• きのこについて詳しく知れてとても勉強になりました。ブナピーをあまり食べたことがなかったのですが、これからはもっと食べようと思いました。
• きのこの活用方法や栄養のことなど幅広く知ることができ、とても参考になりました。今後家でも作ってみたいです。