動画で 写真で 生産者交流

第3回産直交流会 和歌山県・有機の会の産地見学を開催

11月27日(木)~28日(金)、第3回産直交流会を開催し、和歌山県のみかん産地、「有機の会」へ組合員25名で訪問しました。今回は1泊2日の行程で、みかんの収穫体験を行いました。

丹精込めて育て上げた黒潮みかん

当日は天候にも恵まれ、素晴らしい景色の中で収穫体験をすることができました。みかん畑は歩くだけでも体力を要するほどの急な傾斜地にあり、参加者は足元の安全を確認しながら、生産者の方々が日々大変な作業を行っていることを肌で感じました。

足元に注意しながら、みかんを収穫

親子で仲良くみかんの収穫体験

交流会では、「サイズを揃えるために機械の選果機を通すと、みかんが転がったりぶつかったりして、目に見えないダメージ(ストレス)を受けてしまい、それが味の劣化や傷みの原因になってしまうため、みかんを大小選別していません」と生産者から教えていただきました。

集荷作業も見せていただきました

また、収穫後に3日間寝かせて味を落ち着かせる理由などこだわりの栽培方法について詳しく伺い、6歳のお子さんを含め参加者全員が興味深く聞き入っていました。

特に「摘み取ったみかんも生きている」という生産者の言葉が印象的で、作り手の情熱とみかんへの深い愛情が伝わってきました。

生産者の梶本さん。みかんに対する情熱が伝わりました

実際に産地を訪れて生産者の梶本さんをはじめとする皆さんの情熱に触れ、黒潮みかんへの愛着と理解を深めることができました。

参加者全員で記念撮影

参加者の感想

  •  大小選別しない理由、3日間寝かす理由など目からウロコでした。「摘み取ったみかんも生きている!」という言葉に、大事に育てておられるのが伝わってきました。
  • 急な傾斜地での作業など、みかん作りへの大きな愛情とエネルギーを感じました。これからは生産者の方の思いも一緒にいただきたいです。
  • 生産者の梶本さんの情熱と、虫やカビ等の対策に苦労していらっしゃることがよくわかり、黒潮みかんに愛着がわきました。
  • 実際に聞いた話しと体験でより深い理解ができました。みかんを買うことが応援ですね。