8月23日(土)氷見市内の災害ボランティア活動を実施しました!

8月23日(土)は、氷見市で最高気温が35℃以上となる厳しい環境でしたが、女性4名、男性5名の40代から60代のメンバーでボランティアを行いました。今回の活動は公費解体が決まった3軒お宅の片づけの依頼があり、県外からの団体の参加もあったことからとやま生協のメンバーはAとBの2つのグループにわかれて2軒のお宅へ活動に入りました。

Aグループは、県外からの高校生グループ6名や他の団体、個人のボランティアなど17名で主に車庫にあった家電類やお店をしていた当時の機材などの運び出しを行いました。途中から依頼主のご家族が到着され、1つ1つ確認をしながら分別作業を進めました。

分別作業の様子

トラックへ積み込み作業

Bグループは、2階と3階の部屋から不要なものを運び出す作業をしました。午後からはAグループも合流し、運び出しと分別作業を行いました。3階の部屋は物をすべて運び出し、依頼者の方にとても喜んでいただけました。

いろいろな団体が協力し、作業をすすめます

最後は掃き掃除で終了

この日は久しぶりに災害ごみ仮置き場にも行きました。以前行ったときは発災間もないころだったため、タンスなどの家財やテレビ・冷蔵庫などの家電製品が山積みになっていましたが、震災から1年8か月を経過した現在は、家財、電化製品などの大きな物の他、小さなものは金属、廃プラスチックなど細かく分類され、車両や持ち込みの中身もすべて点検されるなど厳しいルールのもと運営されていました。

氷見市では11月末までに公費解体の完了を目指し、週末だけではなく平日もボランティアを受け入れを行っています。11月末の完了という目標がありますが、氷見市災害ボランティア支えあいセンターでは被災者への聞き取りをしっかり行い生活のサポートをしていきたいと話があり、とやま生協としても組合員とともに支援活動を続けサポートしていかなければならないと改めて感じながら今回の支援活動を終えました。
とやま生協はこれからも被災者の方々に寄りそいながら、支援活動を続けていきます。

活動に入った皆さんと記念写真

参加者の感想

  • 活動後の確認の時に私と同世代の娘さんが「こんなにきれいにしてくださって」と涙を流しておられました。自分1人でずっと背負っておられた重荷を少しは軽くして差し上げられたのかなと思いました。ボランティア同士のコミュニケーションも楽しく、また参加しようと思いながらも、帰りの車の中では爆睡でした。暑さもあり、なかなかハードではありましたが、充実感いっぱいの一日でした。
  • 今回は神奈川県から多くの学生ボランティアの参加があり頼もしいと感じました。
  • また参加したいと思う。周りの人に被災地の様子を伝えるとともに、自分たちも日頃から身の回りを整理しておく必要があることを知らせたい。
  • 周りの人に、まだまだ復興には時間や人の手が必要な事を伝えたいと思います。
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