6月28日(土)氷見市内の災害ボランティア活動を実施しました!
6月28日(土)、復興支援ボランティア登録をされた組合員10名と職員3名の計13名(他団体や個人の方を含めて全体33名参加)で、氷見市内の災害ボランティア活動を行いました。女性9名、男性4名の30代から60代の幅広いメンバーが集まりました。
今回の活動は、公費解体が決まったお宅の1階の一部と2階の片づけの依頼内容でした。まずは家具や家電など大きな物を運び出し、小さな物は分別をして袋にまとめました。押し入れやタンスからは写真など思い出になるようなものが出てきて、1つ1つ依頼者の方に確認を取りながら作業を進めました。
2月から開始した氷見での活動は今回で5回目となり、2~3回目の参加の方が多かったことから作業も予定より早く進み、午後からは次回にまわす予定だったお店部分の作業に入りました。お店の作業場は戸棚が倒れたままになっており、床にはコップや皿が大量に割れていました。女性3名が中心となってガラスの破片などを丁寧に取り除いてくださり、足場を確保してから戸棚や作業台を移動しました。
午後から急遽他の依頼先へ男性2名が応援に行くことになり全部の作業は終わりませんでしたが、予定よりも片づけを進めることができました。依頼者の方からは、冷たい飲み物やお菓子などの差し入れもいただき、お心遣いがとてもうれしくみんな一致団結して作業を進めることができました。
氷見市では現在もボランティア要請が複数あり、現時点(6/28)ではボランティア内容の調査待ちが6件、ボランティアとのマッチング待ちが14件、ボランティア活動の継続が7件あります。また公費解体を行う家屋は残り500棟以上あり、目標の11月までに完了するには月80棟のペースが必要となっています。
とやま生協はこれからも被災者の方々に寄りそいながら、支援活動を続けていきます。

今回ご参加いただいたみなさん
参加者の感想
- 私は前回3月に参加して以来2回目の参加でしたが、氷見市のボランティアセンターが少し縮小されていたので復興も進んでいるのかなと思いました。でも公費解体の申請をしている家や片付け待ちの家もまだあると聞いて、ボランティアの人手がまだ必要だと感じました。
- ボランティア先の方がとてもとても喜んでくださって、こちらこそありがたい経験をさせてもらっていると思いました。お母様との思い出の品を大切にしていらっしゃる様子に心が温かくなりました。
- 仲間の皆さんのテキパキとした動きに感心しました。協力して分別作業が進んでいきました。依頼者の方のお心遣いがとてもあたたかく、ほっこりとしました。