動画で 写真で 生産者交流

第3回 産直交流会をZoomで開催しました

 

 

10月19日(水) 産直推進実行委員会主催の第3回産直交流会をZOOMで開催しました。産直魚津りんごの魚津無袋りんごグループ、伊東農園さんとオンラインで交流し、富山センター、堀川事務所、東部センター、西部センター、自宅から51名が参加しました。

当日は、色づき始めたりんごの赤色が清々しい青空に映える秋晴れの中で、産直交流会を開催することができました。

最初は、魚津無袋りんごグループ代表の長谷川さんと、組合長の川西さんからお話いただきました。長谷川さんは、魚津無袋りんごグループの生産者は現在8名で栽培されていることや、栽培のこだわりなどお話ししてくださいました。牛ふんの堆肥を使用した土づくりと化学肥料や殺虫剤などの農薬散布を減らすなど、環境にやさしい農業に取り組み、8名全員が「エコファーマー」認定されているとのことです。

りんご園で説明をされる川西さん(左)、長谷川さん(右)

りんごの裏年、表年が出ないようにするために、摘果作業をしっかり行っていらっしゃることや、近年の温暖化の影響で赤色系のりんごの色づきが悪くなっていることもあり、黄色系のりんごを今後主体にしていこうと考えておられることなど栽培の苦労もお聞きすることができました。

参加者から出された質問にも丁寧に答えていただき、『ふじ』は表面がかさかさしてお尻が黄色いものが美味しいこと、りんごの蜜と美味しさは関係がないこと、また、色々なりんごの種類の特長などについて教えていただきました。

続いて、伊東農園さん。

たわわになったりんごを背に説明する伊東さん

伊東さんは、「りんごの着色(外見)ではなく味の美味しさにこだわって、土づくりや、りんごの木本来の力を出すことに力を入れています。また、りんごの周りの葉摘みをしていないので実の色ムラはあっても、葉っぱの光合成の力で味の良さを重視しています」とおいしいりんご作りの工夫を教えてくださいました。

参加者から食品ロスをなくすための取り組みや、物価高騰の影響について質問がありました。ローカルフードプロジェクトの取り組みが2年目を迎え、6次産業化を進めていることや、物価高騰の影響で肥料や農薬は値上がりしているが、組合員の皆さんに1円でも安くりんごを提供したいという思いで今年はりんごの値上げをせず頑張っている生産者の心意気をぜひ買っていただきたい、というお話がありました。

各会場や自宅参加者からもたくさん質問が出されるなど、魚津りんごの生産者とオンラインで交流し、商品について理解を深めることができました。

富山センター会場の様子

西部センター会場の様子