第1回産直交流会 とやまレインボーファーム(株)
- 開催日
- 2025/07/04(金)
- 生産者
- とやまレインボーファーム(株)
- 商品
- なす、ピーマン、ねぎなど
7月4日、今年度の第1回産直交流会を開催し、とやま生協のグループ会社であるとやまレインボーファーム(株)の畑を見学しました。
この日見学した富山市塩地区の畑は、今年初めて野菜作りを始めた畑。とやまレインボーファーム(株)の吉野さんと草開さんから、栽培している野菜や栽培方法についてお話を聞きました。
塩地区の畑では、なす1,800株、きゅうり300株や、秋冬に出荷するネギなどを栽培しています。
夏野菜は成長が早いため、毎日朝から夕方まで収穫作業を行わないと大きくなりすぎ、出荷できない状態になるそう。この日も大変暑い中の見学だったため、収穫作業の大変さが参加した皆さんにも伝わったようでした。

広いナス畑には千両なす、水なすが植えられています。

葉っぱの中で大きくなっている立派なきゅうりに、参加者のみなさんもびっくり
とやまレインボーファーム(株)の野菜づくりは今年で4年目になります。試行錯誤しながら、ようやく生産が軌道に乗ってきたそうです。
「とやまレインボーファームのこだわりは土づくり。ここ数年の異常な暑さでも、堆肥で作ったいい土で育つと野菜も強くなります」と吉野さん。
塩地区の畑では雨水のみで栽培を行っていますが、この日の暑さの中でも野菜は生き生きと実を付けていました。

除草剤も使わないため、かぼちゃ畑は雑草だらけ。それでも、土がよいため、生命力の強いかぼちゃはちゃんと実をつけるそうです。
畑を見学した後は、希望する参加者が3つで100円のなすの収穫体験を行いました。

大きななすを探して収穫!
ツヤツヤした大きなナスがたくさんなっているのを前に、参加した皆さんはよく吟味して収穫するナスを選んでいました。「大きいのを持って帰って、焼きナスにする!」「さっと漬物にしてもおいしそう」と、ナスの味わい方にもいろいろアイディアが浮かんで、楽しそうです。
収穫の後は、とやまレインボーファームの新鮮な野菜の販売も行いました。

ピーマンやにんじん、じゃがいもなど、新鮮で大きな野菜があっという間になくなりました。
畑を見学したあとは、堀川事務所にてとやまレインボーファームの野菜を使ったお弁当を食べました。
この日のお弁当に入っていたのは、きゅうり、なす、じゃがいもが使われたおかず。ほかに、組合員の皆さんに人気の「ビール漬け」のもとで漬けたきゅうりも試食していただきました。
栽培の工夫や収穫の苦労がわかり、とやまレインボーファームの野菜をよりおいしく感じていただくことができました。

とやまレインボーファームの野菜を使って作られたお弁当
参加者 28人
参加者の感想
- 土づくりへのこだわりがよくわかりました。よい土で育つ野菜は多少の天候の変化、病虫害に負けないと納得しました。早朝からの農作業の大変さも実感しました。
- 外注しないでとやま生協が野菜作り(無農薬、土壌作り)で作っておられることに感動しました。レインボーファームの野菜を注文したいと思いました。
- レインボーファームのことは全然知らなかったので勉強になりました。今後、ますます暑くなりそうですが頑張ってほしいです。