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六渡寺海岸にたどり着く漂着物について話を聞いてみませんか

開催日
2025/12/12 (金)
時間
9:30~15:10頃
開催場所
庄西町コミュニティセンター、六渡寺海岸(射水市)
主催
環境委員会
講師
庄西町コミュニティセンター 境さん
参加費
無料(昼食代2,200円は実費になります)

12月12日、環境委員会主催の「六渡寺海岸にたどり着く漂着物について話を聞いてみませんか」を開催し、13名の参加がありました。

射水市庄西町にある六渡寺海岸は小矢部川と庄川に囲まれた長さ633mの海岸で、気象条件・地理的条件・海岸の現状により富山県で一番漂流物が流れ着いてしまう場所です。

まず最初に実際に六渡寺海岸へ漂着物を見に行きました。
海岸にはアシやヨシ、ペットボトルのフタ、白トレイなどが流れ着いていました。この漂着物は県内の生活ごみがほとんどで、海外からのゴミは見当たらないそうです。

漂着物

また足元をよく見るとマイクロプラスチックと言われる小さなゴミがたくさんあります。このマイクロプラスチックは小さすぎるため、重機を使って回収することはできず、また人の手で回収するのも時間がかかりすぎて完全に排除するのは非常に厳しいとのことです。

マイクロプラスチックについて教えていただきました

マイクロプラスチック

次に庄西コニュニティーセンターへ戻り、庄西町コミュニティセンター 境さんからお話を聞きました。
六渡寺海岸の過去と現在、漂流ゴミの調査、漂着ゴミの分別方法などを教えていただきました。

ごみの処理量は2011年に約139トンあったものが、2017年(台風21号発)で約250トン、2020年(コロナ禍)で約38トン、2023年(コロナ5類へ変更)で約49トンと、減少傾向に向かっています。上流域も含めて清掃活動が増えてきたおかげだとお話されました。

庄西コミュニティセンターにて

なんとかしてゴミを減らそうと地域の方々が立ち上がり、行政とも協力しながら清掃活動を行ってきた成果も出ているのではないでしょうか。

また海岸や川を守るためのイベントも行われていますので、ぜひチェックしてみてくださいね~(・ω・)/

 

参加人数 13人

 

参加者の感想

  • 六渡寺になぜ漂着物が多いのか、原因・環境が良くわかりました。
  • 海のゴミについて、思いかけずの肥料ゴミだとわかり意外だった。
  • 六渡寺の海岸に30年ぶりに行ったが、漂着物が昔に比べほとんどみられなくなっていたので驚いた。環境に対する人々の意識が格段に良くなったのだと感じた。

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