しゃっきり、もっちりの加賀れんこんでおなじみの石川県かほく市の福田農園に25名で見学に伺いました。
寒風が吹き付ける中、胸のあたりまで泥に埋まりながら、ホースから出る水を利用して、れんこんの収穫作業をおこなっていました。

れんこんの収穫作業の様子
収穫作業を見学しながら、生産者の福田さんは参加者のみなさんからの質問に丁寧に答えてくださいました。例えば、「れんこんは水の中または土の中のどちらで育つのですか?」の質問には、「50センチくらい泥の中で育ちます。れんこんは横に生えて節が順番についてきます。雪の降る時期は寒さで手足がこわばります。」と福田さん。
また、「どのようなれんこんが良いのですか?」という質問では、「市場では形の良いものが高く買取りされます。きんぴらするなら形が小さい物がよく、購入したらなるべく早めに食べてください。」と教えていただきました。

れんこんの生態について説明を聞きました
作業場に移動し福田さんおすすめの「れんこんつみれの味噌汁」をいただきました。れんこんをすりおろして絞り、実と汁にわけます。汁は先に鍋にいれ、実は団子状にして余すところなく鍋にいれます。「加賀れんこんは片栗粉などつなぎは不要ですよ」とのこと。見学で冷えた体がほっこりと温まる美味しい味噌汁でした。

れんこんのみそ汁で温まりました
作業場には収穫したてのれんこんが山積みになっており、とやま生協向けのれんこんの袋詰め作業をおこなっていました。
今回の見学を通して加賀れんこん栽培の特徴や苦労などを知り、参加者のみなさんは一層、福田農園さんのファンになったようです😊

採れたてのれんこんがいっぱいです

昼食後はカジファクトリーパークも見学しました
参加人数 25名
参加者の感想
- 今まで加賀れんこんはなじみがなかったのですが、だんご汁を食べてこれかられんこんを食べようと思いました。
- 加賀れんこんの収穫現場は初めて見て、大変な作業で食べさせてもらっていると感心させていただきました。
- れんこんが3年もかかるということを初めて知りました。


