7月21日(月祝)、西部センター多目的ルームにて、「大人の味噌づくり体験」を開催しました。
講師としてご参加いただいたのは、さくらみそでお馴染みの南日味噌醬油株式会社の南日社長です。まずは南日社長から、味噌の歴史、原材料からできる味噌の種類、地域ごとの味噌文化、麹菌は日本のお宝「国菌」と呼ばれていることなど、40分間大人向けの学習会をしました。

実践前の説明を聞きました
次に味噌作りの工程の説明があり今からとりかかる作業を教えて頂きました。会場を調理室へ移し、参加者お一人に600gの味噌作りキットを前に社長の説明を聞きながら味噌作りが始まりました。
最初は蒸した大豆を潰す作業です。これが思っていた以上に大変な作業で、袋に入った蒸した大豆を手の平で潰すか手の甲で潰すか、はたまた足裏で潰そうかとみなさん色々試しておられました。続いて、桶に糀と塩を入れ混ぜ合わせ、苦労して潰した大豆と水を入れ混ぜ込みます。
良く混ぜ込んだら容器に隙間なく詰め、ラップで蓋をして完成です。600gの量であれば重石をする必要はないそう。家での保存場所についても社長から細かく説明をいただきました。

塩とこうじをよく混ぜる

潰した大豆とこうじを混ぜ合わせる
最後にさくら味噌で作った味噌汁を試飲してもらい、「この味に出来上がれば良いね」「さくら味噌、やっぱり美味しいわ」の声があがりました。
参加者人数 34名
参加者の感想
- さくら味噌が好きで参加しました。南日さんの味噌の詳しい事が良くわかり良かったです。
- 初めての体験でした。味噌の歴史から作り方とても良かったです。大豆の潰し方、勉強になりました。さくら味噌、風味がよく美味しいです。
- 味噌になるまでの詳しい説明でとてもわかりやすくて良かったです。ご指導が丁寧でとても納得がいきました。
- 大豆を粒々を潰すのが大変でした。手間がかかるんだと知りました。
- 自分で作業したことで味噌が出来るプロセスが分かって良かったです。早速今日から味噌をよく味わっていただきます。