8月5日(火)、庄川地域会が主催し、氷見市にある江政商店(えーまさしようてん)の工場見学に行ってきました。
江政商店は魚加工会社で、生協では主にみりん干しを扱っています。従業員は12人。ひと昔前は氷見に300件の魚加工会社があったそうですが、今では僅か12件と少なく、この業界も後継者不足に悩んでおられるそうです。
富山湾での漁獲量も年々少なくなっており、交通の便が良くなったことで鮮魚として中央へ流れているそう。「加工用の魚の確保に苦労している」と教えていただきました。
江政商店は少ない材料でも豊富な加工技術で商品を製造しておられ、種類豊富な商品を取り扱っておられます。みりん干しは1匹1匹手で開いて、手間暇かけて製造しておられました。

外から製造作業をのぞき見

手で魚を開いているのが見えますか?とスタッフさん
2024年1月の地震では、工場の配管が全部壊れて大変な被害があったそうですが、現在は修理も完了し製造量も復活したとのこと。社長の熱のこもったお話を、参加者のみなさんも真剣な様子で聞いておられました。
「みりん干しを天ぷらにすると美味しいよ」と変わった調理方法をおしえていただくと、参加者からは「へぇー作ってみるわ」とざわついていました。
見学後は昼食場所であるひみ番屋街に移動しました。番屋街内にある江政商店のお店でお買い物をされ、みなさん大満足!
最後に、帰り道沿いにある藤子不二雄A先生の生家「光禅寺」で集合写真を撮影しました。盛りだくさんの楽しい1日になりました。

石像のまえで集合写真
参加人数 16名
参加者の感想
- 社長の話が良かった。これからも地域の為にも続けて下さい。
- 見学して生協の製品は安心して食べれることを確認しました。
- みりん干しを天ぷらにすると骨が柔らかくなり食べやすい事に驚いた。
- みりん干しだけでなく沢山の加工品を試作されている事にすごいなと思いました。
- 大変な想いで再建されて美味しいみりん干し、種類豊富に色々作っておられるのにびっくりした。