白バラ牛乳でおなじみの大山乳業農業協同組合の門脇さんをお迎えして学習会をおこないました。

大山乳業のシンボルマーク、白バラの花言葉は「正直」「純粋」「私はあなたにふさわしい」。これらをモットーに、白バラブランドとして製品作りをおこなっています。

大山乳業は鳥取県すべての酪農家で組織され、自ら商品の製造・販売をおこなっています。鳥取県内の酪農家はこの9年で1/3も減り、高齢化もすすんでいますが、各農場を大規模化することで生産量は維持しています。１県１生産組織、１処理工場は全国的に大変珍しいそうです。

「健康な牛からおいしい牛乳を大切にし、牛の健康診断は99％で実施率は日本一。そのため体細胞数（少ないほど良質）が少なく雑味の少ないおいしい牛乳ができあがります。」と紹介していただきました。搾乳や牛の検査など収録した動画を見ながら、低脂肪牛乳やHCOOP大山ヨーグルト、白バラふんわり牛乳ロールなど試飲、試食をしました。

牛の健康管理の様子を視聴しました

試飲と試食をしました

「搾乳している管は洗浄しているのですか？」「低脂肪牛乳は牛乳を薄く伸ばして作っているのですか？」など質問について、「管は午前中の作業後、毎日洗浄しています。牛乳が残って酸素に触れるとすぐ劣化します。」「低脂肪牛乳は牛乳から脂肪分だけを抜いて作っています。薄く伸ばして作るのは低脂肪乳（加工乳）になります。」とお答えいただきました。

「55年前京都生協の生協牛乳が産直商品第1号と聞いています。生協とのおつきあいは組合員さんの意見を直接お聞きし、よりよい商品作りに活かすことができ、とても良いですね」と門脇さん。牛を大切に育てた製品づくりの特徴を知り、試食を通じてますます白バラ製品のファンになりました。

大山乳業製品のおいしさの秘密がわかりました

参加人数　15名

参加者の感想

• 今までより以上に牛乳のありがたさがわかりました。酪農家さんに頭が下がります。
• 大山乳業さんの努力がすごく伝わりました。ロールケーキのスポンジもフワフワでクリームがおいしかったです。
• 今回試食した黒酢とざくろのビネガー氷が美味で注文したいです。