西条・横田地域会が主催し、小松菜栽培のファニーファームベジタブルと農産センター・要冷物流センターの見学を行いました。組合員さん14名が参加されました。
ファニーファームベジタブルと生協のお付き合いは10年以上。とやま生協オリジナルカタログ、スマイルコープで取り扱っている地場産小松菜(少量)をご提供いただいています。
小松菜の栽培について代表の前川さんより「産業廃棄物でもあるカニガラや魚カスを使った有機肥料をたっぷり使い、極力除草剤を使わない栽培がこだわりです。生でサラダに入れて食べて欲しいです。」と説明を伺いました。
実際にハウスを案内していただき、猛暑対策でハウスに日除けがつけられている様子も見学できました。1日4回の水やりなどのご苦労もあり、ハウスの中では小松菜が元気よく育ち、雑草も元気に育っていました。参加者のみなさんは、採れたての小松菜を生でかじらせていただき、「えぐみがなくてとてもおいしい!」と思わず笑みがこぼれていました。

猛暑対策の日除け

小松菜も雑草も元気に育っています

小松菜は生でもおいしいね
農産物流センター見学では、衛生管理が徹底されており、手洗いと消毒作業をしなければ作業室に入室できないことを知りました。
見学時にはバナナやぶどうなどをスタッフの方が丁寧に検品作業中。検品後、15時から21時まで仕分け作業をおこない、翌日組合員さんに商品が配達されます。「検品作業は時間をかけ、組合員さんが安心して利用できるよう心掛けています。北陸三県でとやま生協の農産品利用は一番多いんですよ」と物流課の平野さんよりお話をうかがいました。

バナナの検品作業の様子
午後からは3年前に完成した要冷物流センターを見学。キンキンに冷えた作業場では多くのスタッフが仕分け作業中。「冷凍倉庫はお正月商品が入荷すると扉の近くまで満杯になります。前の物流センターではシッパー(箱)のラベル貼りは手作業でしたが、自動になり楽になりました。自動でシッパーを洗う機械もあります。外は猛暑ですが、一定の室温なので意外に働きやすい環境だと思いますよ」と平野さんより説明がありました。

正月用品の時期は満杯になる冷凍庫

仕分け作業を見学中

ラベルは自動で貼られます
小松菜の畑や商品の仕分け作業を見学し、より安心して生協商品を利用できると感じた見学ツアーになりました。
参加人数 14名
参加者の感想
- 地場産小松菜を初めて食べましたが、シャキシャキでおいしかったです。農薬を使わずこだわり肥料で栽培しているという事を知り、注文したいと思いました。
 - 検品の作業工程に驚きました。全品丁寧に実施して、はじかれる商品も厳しくチェックしていました。
 - 注文から商品が届くまで大勢の方の働きがあることがわかりました。機械化されて効率よく、仕分けミスもなく素晴らしかったです。
 
            
		
		

