地元の川や海の生き物を知り、ふれ合いを通して自然環境に興味を持ってもらおうと西部ブロック環境委員会が企画し、大人12名、子供10名が参加しました。
ひみラボ水族館では学芸員の西尾さんより施設の紹介をしていただきました。「日本には約100種類の淡水魚がおり、氷見には60種類、ひみラボでは30種類展示しています。氷見は全国の中で最も多くイタセンパラが生息しており保護活動をおこなっています。」
参加者は水槽に展示されている生き物を興味深く観察していました。施設ではざりがに釣りやエコバック作りの体験もでき「5匹釣れたよ!」の喜びの声やウマヅラハギやぶりをじょうずにエコバックに描いていました。

西尾さんよりひみラボ水族館の説明

イタセンパラの展示水槽

エコバックに魚の絵をじょうずに描きました
富山県栽培漁業センターでは所長の北川さんより施設の紹介をしていただきました。
「自然界では生まれたばかりの稚魚はわずかしか生き残りません。栽培漁業は卵からある程度育てた稚魚を海に放流しています。ヒラメやクロダイ、クルマエビなどを育てています。」
子どもたちはエサやり水槽でヒラメにエサやり体験。ヒラメが一気に集まり大きく水面から飛び跳ねる姿に驚いていました。タッチ水槽では魚に触ろうと手を伸ばし、すばやい動きに四苦八苦しながら楽しんでいました。
帰りのバスの中で参加の子供たちにインタビュー。「イタセンパラを初めて見て楽しかった」の声に「板のようにたいら(イタ)で鮮やかな(セン)おなかを持っている(パラ)が名前の由来だよ」と環境委員さん。
「亀の標本は浦島太郎が乗れそうなくらい大きかった」「ふれあいプールで魚をつかまえることができてうれしかった」など身近な生き物を見たり、触れ合い、楽しく貴重な経験になりました。

クロダイは何を食べますかの質問タイム

うまくさわることができるかな?
参加人数 26名
参加者の感想
- 名前を聞いた事がありましたが、初めて行く所でした。それぞれに楽しく子供達が過ごせるように工夫されており本当によかったです。また友達を誘って行ってみようと思いました。
- イタセンパラの生態はとても興味深く勉強になりました。自然を守ることは大切だと改めて考えさせられました。
- 大人だけでも十分楽しめました。