7月21日(月祝)、富山センターにて「ピースアクションinヒロシマ2025」に参加されるみなさんに向けた事前説明会を行いました。
「ピースアクション」とは、広島県生活協同組合連合会・長崎県生活協同組合連合会と日本生活協同組合連合会が、「被爆体験の継承や核兵器のない世界への思いを共有する場」として取り組んでいる平和活動です。2025年度は、8月4日・5日に広島市で開催される「ピースアクションinヒロシマ」に、とやま生協から組合員親子4組8名が代表として参加します。
まずは一緒に参加されるみなさんで、お子さんの学校や学年などを自己紹介しあって、交流を図りました。親御さんからは応募のきっかけを教えていただき、「たまたま宅配カタログに入っていたチラシでこの活動を知った。世界で戦争が起きている今、平和について考えるきっかけになるし、子どもにとってもいい経験になると思った」「現地に足を運んで学ぶことで、子どもが自分のことばで平和について考えられるようになるきっかけになればという想いで」など、それぞれの想いをお聞かせいただきました。

参加への想いを聞かせていただきました
続いて、当日のスケジュールをもとに、参加予定の分科会「被爆者の証言」の内容や意義を確認したり、現地で見学する原爆供養塔や原爆の子の像、平和記念資料館について、各地の特徴やそれぞれに込められた思いを事前に学習しました。昨年度の活動の様子も写真で確認しながら進めていき、当日の流れについてイメージが膨らんだようでした。
事務局からは「この活動を通して、自分にとっての平和を見つけ、戦争の苦しみや原爆の悲惨さを学び、周りの人にも伝えていってほしい」と参加者のみなさんにメッセージを送りました。
また、原爆に関する基礎知識を振り返っていただくために、アジア太平洋戦争の歴史や原爆投下の経緯、実際に戦争で使用された爆弾の威力などを動画で学習しました。爆弾の威力はCGで再現されたものでしたが、原爆の被害の大きさに大人も子どもも言葉を失い、真剣なまなざしで動画を見ていました。

動画で歴史や原爆について学習
親子4組のみなさんには、本日学習した内容を踏まえて「ピースアクションinヒロシマ」に参加していただきます。現地、広島だからこそ得られる経験がきっとたくさんあります。親子でたくさん学んで、平和について話し合うきっかけにしてくださいね!
また、今回の「ピースアクションinヒロシマ」に向けて組合員のみなさんに送っていただいた折り鶴は、現地に参加する親子4組のみなさんに糸で綴っていただき、当日広島まで届けさせていただきます。

参加者のみなさん、いってらっしゃい!