7月2日(水)ウィングウィング高岡にて、とやま生協とNPO法人キャリアネットワーク北陸の共同開催として、「CO・OP共済 地域ささえあい助成事業」の第2弾が行われました。「NPO法人キャリアネットワーク北陸」は北陸に住むミドルシニアのこれからを応援する活動を行っている団体です。
今回の内容は、「スマホの使い方講座」。基礎編と応用編の2回にわたって開催を予定しており、まずは基礎編の学習を行いました。講師は、現在南砺市でスマホ教室を開催している「スマホ教室あこ」の北川 弓子さん。使い方を教える際のサポーターとして、生協スタッフや大学生ボランティアも各テーブルに参加しました。
参加者のみなさんにスマホについての意識を質問してみると、スマホに苦手意識がある方や、電話やLINEでしか使用していない方がほとんど。苦手な方でも楽しくレッスンができるよう、とても丁寧にスマホの操作を教えていただきました。

講師:北川 弓子さん
まずはスマホの基本操作として、タップやスワイプの動作を確認しました。北川さんは「どんな動きをしますか?どんな感覚がありますか?」と、一つずつ言葉にしながらスマホの動かし方を説明されました。参加者のみなさんも、隣の方とスマホの画面を見せあいながら操作の仕方を確認している様子でした。
続いて、普段自分が使っているスマホの本体をじっくりと観察し、どこにどんなボタンが付いているのか紙に書き出してみました。電源ボタンはどこか、音量調節はどこでするのか、など改めて確認することでスムーズな操作につなげていきます。スマホの機種による違いもあり、スマホを操作するときに最初に表示される画面(ホーム画面)への戻り方や、マナーモードへの切り替え方などは、先生やサポーターが一人一人丁寧に説明して回りました。

生協スタッフも操作方法をサポート!
またスマホを使う際の知識として、よく使われるカタカナことばや、よく見かけるマークについても学習しました。例えば、「ダウンロード」や「アップデート」など、耳にする機会は多いものの詳しくは知らない単語もあり、参加者のみなさんはお互いに教え合ったりサポーターに質問したりして疑問を解消していきました。
「スマホを使っていると同じようなバツマークや三本線マーク、紙飛行機マークをよく見かけます。これらの機能はどんなアプリでもほとんど同じなんです。少ししか触っていない子どもがスマホをすぐに使いこなせるのは、こういった基礎知識があるからなんです」と北川さん。
同じような場面に遭遇したことがある方も多いようで、みなさん興味深そうな様子でお話に耳を傾けておられました。

大学生のサポーターも丁寧に教えてくれました

参加者同士で教え合う姿も

一人ずつ丁寧に説明して回りました
最後に、利用者が多いコミュニケーションアプリLINEについて、友だち追加の方法やメッセージの送り方を学んで、基礎編の講座は終了しました。「家に帰って復習しないと」「丁寧に教えてもらえてよかった」などの声があり、みなさん満足した様子で会場をあとにされました。
第2回の応用編では、スマホを使ってコープの宅配商品が注文できるeフレンズと宅配アプリの登録を行います。引き続きのご参加をお待ちしております。
参加人数 27名(とやま生協組合員)
参加者の感想
- 先生の教え方がわかりやすかった。若い大学生の教え方も新鮮で良かったです。
- 基本的なことが再確認できてよかった。忘れていたことを思い出すきっかけとなった。
- 1対1でしっかり説明を聞けて良かったです。