5/25(日)に開催された田植えから2週間が経過し、15cmほどだった小さな苗も、今ではしっかりと根付いていました。今回、田んぼに雑草(稗)が生えてきた為、自由参加のオプションプログラムとして「草取り」を行いました。
雑草は水や養分を横取りして稲の発育に悪影響を及ぼすため、「草取り」は良質なお米を作るうえで重要な作業と同時に、米作りにとって大きな負担がかかる作業です。生産者の前佛さんから草取りの目的や作業のコツを聞き、いざ田んぼへ。

草取りのコツをお聞きしました

手を熊手のようにして、稲の周りをなぞると雑草が取れます
田植えに参加した経験を生かし、参加者も足取り滑らかに草取りを進めていました。草取りの苦労話を聞きながら生産者と作業する様子や、親子仲良く作業を確認し合う姿も多く見ることができました。当初、雨予報でしたが、くもり空で気温も安定しており、ほどよいコンディションの中で草取りを進めることができました。

参加者のみなさんの様子

膝に手をあて体を支えるとまだラクだとか
機械化が進んだ現在は、乗用水田除草機を導入し除草することが一般的になっています。しかし、人の手を入れることで、機械が苦手とする苗の周りも細やかに除去することができ、より質の高いお米ができるとのことでした。
今回の草取りを通して、生産者の努力を知るよい機会にもなりました。最後に、前佛さんの案内で、自宅の庭に生えるグミの実の試食や、マコモダケを4、5本収穫し、和やかな時間を過ごしました。

いきものいっぱい!捕まえました!
参加人数:親子2組8名(稲作体験プロジェクト登録者)
※次回の草取りは、6/29(日)を予定しています
参加者のみなさんに聞きました!
(参加しようと思った理由)
- 収穫だけでなく、
稲が成長していく過程をこどもたちに身をもって体験させたかった からです。 - 自宅でゲームや、
YouTubeばかり見ていている子供達に身体を動かしてもらい たかった。田んぼの中でおもいっきり遊んでほしい。 - 食べ物を作る大変さを体感して、お米をはじめ、
食べ物を粗末にしない、 大事に食べてもらえたらと思ったからです。
(やってみた感想)
★こども
- 草取りはたいへんだった。だけど、草取りをしながら、
水中せいぶつを見ることもできて楽しかったです。
★おとな
- 稲と草の違いがとても難しかった。色々教えてもらい、
コツを掴んでからは手際良くできるようになりました。