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第3回コープでわくわく講座「みんなの満足度が高まる話し合いのコツ」を行いました

開催日
2023/11/23 (木)
時間
10:00~12:00
開催場所
①富山センター(講師が来られます)、②西部センター、③東部センター、④ご自宅からリモート
主催
組合員活動支援グループ
講師
ひびのあゆみ 氏
託児
あり(富山会場のみ。1歳以上4名まで)
参加費
無料
定員
①30名、②③20名、④定員なし

11月23日(木祝)、第3回コープでわくわく講座「みんなの満足度が高まる話し合いのコツ 楽しく学べる入門講座」を行いました。講師として、日本ファシリテーション*協会 富山サロンの世話人をされている ひびのあゆみさんにご参加いただきました。

今回は富山センターをメイン会場に、西部センター・東部センターのサテライト会場やご自宅からのリモート参加もあり、全38名の組合員さんにご参加いただきました。

*ファシリテーション……「会議やミーティングを円滑に進める技法」のこと。

 

職場や地域の集まり、PTA活動や家族での些細な話し合いなど、日常の中で話し合いをする機会はたくさんありますが、話し合いがうまくいかず終わってからモヤモヤしてしまうことも。そんなとき、どのように話し合いを進めたらよいのかが今回のテーマです。

 

まずは参加者でグループワークを行い、「こんな会議はいやだ」をテーマに話し合いました。それぞれが思いつくことを付箋紙に書いて、声に出しながら貼っていきます。「時間通りに終わらない」「同じことを何度も話す人がいる」「一人の人がずっと話している」など意見が出ると、他の人の意見に「あるある」と頷きながら盛り上がりました。

付箋紙にたくさんの意見が並びました

 

グループワーク終了後、先生から「話し合いがうまくいかない原因」について、「何をどこまで話すために集まったか」という目的とゴールが共有されていないこと、話しにくい雰囲気があること、論点がずれてしまうことの3点が挙げられました。

これらの原因を解消するためには、話し合いの目的などをしっかり決めておくこと、議題やその議題にかかる時間配分をしておくこと、参加者に役割分担をすることなどの事前準備が大切になるそうです。

「進行係や板書係、時間係などの役割を決め、自分が何のために参加するのか全員がわかるようにすると、自分事として参加できるようになります」とひびの先生。

 

また、論点がずれてしまうことについては、全員に見えるように話し合いの内容を書くことが大切なんだそう。「一人で考えるときでも紙に書くと、道筋を立てて論理的に考えられます。複数人で意見をまとめていく話し合いなら、なおさら見える化が必要です」

 

話し合いのコツを学んだあとに、グループワークで実践。「年末年始にやりたいこと」をテーマに10分間話し合いました。リモートで参加されたみなさんも、zoomの機能を利用してオンライン上で話し合いを行いました。

教えていただいた通り、まずは役割分担を行い、「付箋紙に書いて意見を出す」などグループごとのルールを決めて、話し合いを開始。「おせちを作る」「年賀状を作る」「クリスマスプレゼントの準備」などたくさんの意見を出し合いました。このとき、それぞれの意見を否定しないのも話しやすい雰囲気を作るコツなんだそう。みなさん、早速コツを活かした話し合いを行っていました。

終了後、参加者のみなさんから「初めにひとこと発言をすると、どんどん話したいという気持ちになれた」「先生に教わったことをもとに、相槌や話を広げることを実践できた。zoomで話し合いをするのは初めてだったが、楽しかった」などの声が上がりました。

講座の締めくくりとして、ひびの先生から「話し合いの満足度を高めるためには、納得感が必要です。自分の意見をしっかり言えたこと、相手の意見を聞けたことが納得感をうみだし、行動につながっていきます。数をこなすことで上手になるので、どんな話し合いがいいか、試行錯誤しながら楽しんでチャレンジしましょう」とお言葉をいただきました。

 

リモートでご自宅からもご参加いただきました

参加者の感想(参加人数 38人)

  • 人をまとめる機会も多くなり、勉強させてもらいたく参加しました。話し合いに参加される方の年齢も違えば、人それぞれ意見も違いますし、まずは受けとめることが大事だと実感しました。
  • いつも自分が話し過ぎてしまうので意見を引き出せなかった。今後は役割を決めて、事前準備を活かせたら良いと思いました。
  • 話し合いをする上で書いて情報を見える化して共有することの大切さがよくわかりました。小さな集まりなどでは意識していなかったことなので、今後 生かしていきたいです。

 

 

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