7月19日(土)、夏休みを前に、親子で参加できる「親子味噌づくり体験学習会」を開催しました。
当日は、とやま生協PB商品「さくらみそ」でおなじみの南日味噌醬油株式会社の南日賢治社長を講師に迎え、味噌の歴史や栄養、発酵のしくみについての学習と、味噌の作り方を教えていただきました。
南日さんは、パワーポイントをつかいながら味噌の材料(大豆、米、塩)や、材料の一つひとつがどのようにできるのか、味噌の作り方などわかりやすく説明されました。

丁寧に説明をされる南日社長
お子さんたちも、スライドを見ながら真剣に南日さんのお話を聴いていましたよ!

みんな真剣!
味噌づくりで一番大切なのは、麴。そして、美味しい味噌は①よい材料 ②麹菌の力が強い麹 ③じっくり発酵させたものだと南日さんが教えてくださいました。
お話を聴いた後は、いよいよ味噌づくり体験です!
最初に、茹でてある大豆の粒が見えなくなるまでビニール袋の上からつぶしていきます。これがけっこう大変💦
「なかなかつぶれな~い!」とみんな一生懸命大豆と格闘中。

ギュッギュッとつぶしたり、ドンドン叩いたり
大豆をつぶしていると、大豆のいい匂いがしてきましたよ。
大豆がつぶれたら、麹をよくもみほぐし、塩を麹を混ぜます。そこに大豆と水を入れてよ~く混ぜたら味噌らしくなってきました。

味噌が出来てきたよ!
容器に味噌を入れて、空気が入らないようにギュッギュッと詰めていき、ラップをのせて蓋をしたら出来上がり!

最後の仕上げだ!

やったー!できたよ♪
作った味噌は、室温30℃以上の室内と、冷蔵庫で保存するものとに分けました。当日仕込んだ味噌は30日間観察・記録することで、夏休みの自由研究として活用できるとのこと。「味噌の観察を自由研究にするよ」と教えてくれたお子さんもたくさんいました。
みんなが手作りした味噌。美味しく出来上がるのが楽しみですね!
参加人数:親子14組33名
参加者の感想
- いつも食べているものが、どのように作られているのか、どれだけ時間がかかるのかを感じられて良かった。
- 親子で工場の様子や、作り方も丁寧に教えていただきました。今まで味噌を作ったことがなかったので、味噌づくり体験はとても興味深かったです。
- 子どもと一緒に味噌づくりができて、子どもたちも楽しんでいました。いい体験ができ、ありがとうございました。