6/24(火)、定塚地域会が主催し、石川県白山市の中本農園の見学を行うバス企画を開催しました。産直の小松菜でおなじみの中本農園。代表の中本さんよりお話しを伺いました。
長さが100メートルもあるハウスが畑一帯に広がっており東京ドーム1個分113棟で栽培をおこなっています。

小松菜栽培について説明を伺いました
「小松菜は年間通じて栽培していますが季節に合わせて8~9種類の品種を使い分けています。春夏は種まきから30日、旬の冬は120日も収穫まで掛かるため温暖な和歌山県の畑で露地栽培もおこなっていますよ」
「元気に育てば農薬を少なくできるので堆肥に価格は高いのですが野菜がおいしくなる魚粉も使っています。」
「コナガやあぶらむしの害虫の発生は大変であっという間に増えます。防虫ネットで外から入らないようにし、入ってもフェロモントラップで増やさないようにしています」と説明していただきました。

小松菜の収穫と袋詰め作業の様子

暑さ対策で日よけをかけていいます
「暑い日が増えていますが対策はどうしていますが?」「中本さんの小松菜料理のおススメはありますか?」の質問に「収穫の前日から日よけをハウスにかけます。日よけをしないと50度近くにもなります。」「小松菜はあくが無いので茹でてポン酢をかけて食べるのが好きです。チンゲン菜の代わりにタンメンに入れるのもおすすめですよ」と教えていただきました。
近くの畑では収穫が間近のとうもろこしがたくさん育っていました。「とうもろこしは収穫時期に合わせ17回に分けて種まきをしています。収穫のピークが3日ほどと短く作業が大変ですが、今年は天候もよく順調に生育しているのでおいしいとうもろこしもご注文ください」と中本さん。農家の方の思いや苦労を知り、参加者のみなさんからは小松菜をもっと利用しようという声が聞かれました。
参加人数 23名
参加者の感想
- 生産者のご苦労を聞くと感謝して食べなくてはと思いました。
- 百聞は一見にしかず。土のふかふかの感触、従業員の方が1つずつ見て計って袋詰めしている様子がよくわかりました。
- 今まで購入したことがなかったので是非購入します。